ディバラ、ベテラン勢の存在感やポグバについて語る
”目標はバロンドール”
ユベントスのFWパウロ・ディバラが、今季を振り返るようにチームについて語ったことを『Tuttosport』が伝えた。
「デル・ピエロやジジ・ブッフォンのようになれると思うか?思い描くことはできると思うよ。彼らの物語はいつも私をワクワクさせてくれるね。20年間も同じユニフォームを着て、クラブの象徴になるなんて、とても素晴らしいことだ。彼らがここで勝ち続けてきたように、私もずっとユベントスで勝ち続けたいと思っている。だけど、こればかりは私の努力次第になってくるから約束はできないね。」
ディバラはチャンピオンズ・リーグのベスト8、バイエルン戦では試合前に負傷してしまい欠場となっていた。
「今季で最悪の瞬間はバイエルン戦に出場できなかった時だよ。怪我をしていたから、その場にみんなと居ることさえ出来なかった。あの時の傷はまだ癒えていない。」
マルキージオとは移籍初日から交友があったようだ。まだ、ドレッシングルームでのベテランの存在感についても触れた。
「クラウディオとは1日目から一緒に過ごしたよ。私にとって最も重要なチームメイトだ。ブッフォンやパトリスなどベテランは本当に賢くて、ドレッシングルームでいつも私たちに冗談交じりで的確なアドバイスをしてくれる。彼らはチームにとって本当に重要な存在だよ。」
ユベントスでは伝統の”21番”を付けているが、本人は”10番”を希望しているようだ。
「10番を着たいと思っているよ。でも、空き番では無いから仕方ないね。ポグバの今後については知らないけど、私は今後も長い間、10番が空き番とならないことを願ってるよ。」
同じアルゼンチン代表選手としてメッシと比較されることが度々あるが、本人はプレッシャーを感じてはいないようだ。
「メッシとの比較?それはとても光栄なことだ。プレッシャーなんて無いさ。むしろ彼のような素晴らしい選手と比較されるなんて良い気分だよ。メッシのようになれるかは分からないけど、バロンドールを勝ち取ることが私の目標だ。」
パレルモでも既に開花していたが、ユベントスでも更に磨きがかかり、急成長を続けているディバラ。テベスのように突破力のあるドリブルスキルを持ち、ピルロから21番を継いだことを誇れるほどFKスキルも高い、そしてデル・ピエロを彷彿とさせる弧を描くようなミドルシュートも打てる。近い将来、バロンドールを手にする選手へと成長することが期待される。