アッレグリ「コッパ・イタリアを制するのは我々の義務」
コッパ・イタリア準決勝に向けて、アッレグリが意気込みを語る
ユベントスは、3月6日(日本時間)にフィオレンティーナとコッパ・イタリアの準決勝を戦う。ユベントスの監督、マッシミリアーノ・アッレグリは調子を整えることが大切だと語った。「最も大切なことは、コンディションを整え、万全の状態で試合に臨むことだ。我々は既に30試合以上を戦っている。チームの中には去年よりも出場数や出場時間が多くなった選手もいるね。もちろん、その逆となっている選手もいる。しかし、我々は多くの試合を熟す必要があるため、全員がベストな状態でなければならない。」
続けて、コッパ・イタリアに集中していることを語った。「フィオレンティーナに対して、調子の良い選手を起用するかもしれない。しかし、(リーグ戦次節の対戦相手である)サッスオーロに対しては、フィオレンティーナ戦で疲労を溜めた選手に休みを与えることになるかもしれない。」
「コッパ・イタリアはユベントスにとって非常に重要な大会だ。我々が最後に勝ち取ったのは20年も前になる。それを勝ち取るために、全力で戦うのは我々の義務だよ。だから、明日は理想的な試合ができることを期待しているよ。」
しかし、アッレグリはまだスターティングメンバーを決めていないようだ。「まだ、明日のスターティングメンバーは決めていない。バルザーリは確かに良い調子だね。彼のことは信頼しているよ。もちろん、彼は長期離脱していて、親善試合しか出ていないから、そんな彼の状況も考慮しなければいけない。でも、我々はしっかり話し合って決める。」
最後に、フィオレンティーナ戦に向けて意気込みを語った。「明日はコッパ・イタリアの準決勝だ。ベストコンディションで挑まなければならない。合計180分間を戦い、最も勝利に相応しいチームが勝つだろう。当然、フィオレンティーナを軽視することなどできない。彼らはフィジカルとメンタルが非常に強いんだ。」
ユベントスにとって10度目の優勝がかかった今季コッパ・イタリア。復帰したバルザーリの出場も気になるところだが、負傷したピルロの穴をどのように埋めるかも注目したい。