テベス「トリノの街とユベントスが恋しい」
2018/05/23
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“マエストロ”の引退試合でイタリアの地に
かつてユベントスに在籍していたボカ・ジュニオルスのFWカルロス・テベスはカルチョにおける“古巣”の今季について触れるとともに、2015年夏のクラブ退団時の思いを振り返っているようだ。22日、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』が伝えている。
この点取り屋は2シーズンで55ゴールを決める大車輪の活躍を見せ、2014/15シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝を置き土産に母国アルゼンチンへ帰還している。
そのテベスは“盟友”であるMFアンドレア・ピルロの引退試合で久々に「カルチョ」へ足を踏み入れている。
そしてかつてのチームメイトであるMFクラウディオ・マルキージオ、DFジョルジョ・キエッリーニ、DFアンドレア・バルザーリ、FWファビオ・クアリャレッラ、GKマルコ・ストラーリ、FWシモーネ・ペペとの再会を果たしている。
「セリエAはテレビで追い続けていた。ユベントスが優勝して幸せだけど、僕にとって驚くことではない」
「彼らがナポリより上の順位でシーズンを終えるとずっと思っていたよ。タイトルを手にするに値したし、偉大な選手たちを抱えた素晴らしいクラブだ」
「この成功(スクデット獲得)は彼らのDNAの一部だ。そのDNAなくしては、今季のようなとんでもないシーズンを送ることはできなかっただろう」
「2年間過ごしたトリノの街とユベントスを恋しく思っている。しかし僕は故郷に帰る必要があった」
ビアンコネーロの「10」番を背負うに値する数多くのファインゴールがティフォージを虜(とりこ)にし、ビッグイヤーの夢を与えた“怪物”ストライカーは、すでに来年いっぱいでの現役引退を表明している。
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