虎の子の1点を守りきり今季のトリノダービー”ダブル”を達成!
「宝石」ディバラもピッチに
セリエA第25節トリノ戦がスタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノが行われ、アウェイに乗り込んだユベントスが1-0で勝利。今シーズンのトリノダービーで”ダブル”を達成した
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16、トッテナム・ホットスパー戦1stレグでの2-2のドローゲームを払拭したいビアンコネーロはセリエAでは8連勝中の勢いそのままに攻め込む。
開始2分、MFミラレム・ピアニッチがPA内にパスを送るとFWゴンサロ・イグアインがGKと接触。このプレー後に足を引きずるもプレー続行。しかし5分に座り込み、風邪のためFWマリオ・マンジュキッチを招集外にしているためCF不在の現状に不安が募る。
その不安はチームにも余波を与え、7分と9分に際どい場面を作られるがミスにも助けられ事なきを得る。14分、イグアインがふたたびピッチに座り込み、15分にマッシミリアーノ・アッレグリはFWフェデリコ・ベルナルデスキを送り込む。
センターにドウグラス・コスタを据え、RWGにベルナルデスキを配置する。すると20分に右サイドに流れたコスタがドリブル突破からグラウンダーのクロスを送る。このボールをこの試合LSBに入っていたMFクワドォー・アサモアがシュートを放つがDFに阻まれる。
なかなか決定的な場面を作れないユベントスは26分、FWアンドレア・ベロッティに際どいシュートを放たれるがサイドネットに終わる。イグアインの負傷離脱により前線にボールが収まらなくなったユベントスは、押し込まれる場面がつづき暗雲が垂れ込める。
だが、その不安を払拭させたのはベルナルデスキだった。右サイドで巧みにDFをかわすとゴール前に鋭いクロスを送る。このボールをこの試合LWGに配置されたアレックス・サンドロが難なく押し込み、先制に成功する。その後はコスタの鋭いドリブル突破で好機を演出するものの得点は生まれず前半を終える。
コメント
こういう戦い方が通用するのは国内だけだと思う。バイエルンやスパーズ相手に完封は無理だと認識して欲しい。5回やって3回完封できるかもしれないけど、2回失敗では困る。その2回が敗退につながるかもしれないから。