“スーペル”ブッフォン、PKストップで1-0の勝利に貢献
2018/01/31
La Gazzetta dello Sport
後半開始からアタランタはFWヨシップ・イリチッチを投入。すると前線でボールが収まるようになり、中盤の選手たちも前線に飛び出し、押し込まれる展開がつづく。
戦況を打開したいマッシミリアーノ・アッレグリは63分、WGドウグラス・コスタを下げ、FWフェデリコ・ベルナルデスキを投入。72分にデ・シリオが攻撃に参加し、ゴール前のマンジュキッチに合わせるが枠を捉えられない。
試合は80分を経過し、このまま逃げ切りたいユベントスはこの試合不安定だったベナティアを下げ、DFアンドレア・バルザーリを投入する。84分、この試合唯一の得点を挙げているイグアインがドリブル突破からシュートを放つが右に逸れる。
攻勢を強めるアタランタは88分、怒涛の攻撃を繰り返す。巧みにゴール裏に抜け出されるが、ここもブッフォンが立ちはだかり、その後の攻撃も凌ぎきる。さらに変化を加えたいアッレグリは90分、MFミラレム・ピアニッチを下げ、MFロドリゴ・ベンタンクールを投入する。
表示されたアディショナルタイム「5」分を巧みに使ったユベントスはそのまま逃げ切りに成功。試合開始直後に挙げたイグアインの虎の子の1点を、復帰したブッフォンを中心に一丸となって守りきった。
この結果、前人未到のコッパ・イタリア4連覇に向け、また一歩近づく勝利となった。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努