イグアインのドッピエッタでミランに完勝 | ユベントス・ジャーナル

イグアインのドッピエッタでミランに完勝

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セリエA100ゴール達成のイグアイン

日本時間29日、セリエA第11節ミラン戦が敵地ミラノのサン・シーロ(スタディオ・ジョゼッペ・メアッツァ)で行われ、ユベントスが2-0とミランに完勝した。

約8万人の観客で埋め尽くされたスタジアムのチケットは、発売開始からわずかな期間で完売。ミラノが誇る“サッカーの劇場”で開催された注目の一戦は、ティフォージの緊張感入り混じる大声援の中キックオフを迎えた。

試合は、立ち上がりからホームの声援を受けミランが攻勢を強める。3分には右サイドでFKを得たミランのDFリカルド・ロドリゲスが直接狙いGKジャンルイジ・ブッフォンの守るゴールを強襲。しかしユベントスのベテランGKはこれを冷静にパンチングで回避した。

その2分後には、FWニコラ・カリニッチにペナルティーエリア(PA)侵入を許しゴールを脅かされたが、DFクワドゥ・アサモアとDFジョルジョ・キエッリーニが素早い対応を見せ難を逃れた。

序盤のユベントスはミランのプレスに苦戦。主導権を握られ思うように攻撃に繋げられない。しかし11分にFWマリオ・マンジュキッチが体を張ってFKを得たところから徐々にペースを引き寄せていく。

17分には右サイドのMFファン・クアドラードから中央でボールを受けたFWパウロ・ディバラが左足でミドルシュートを放つ。ボールはブッフォンの後継者として名高いGKジャンルイジ・ドンナルンマに抑えられたものの、ゴールの可能性を感じさせた。

その後も攻撃の手を緩めないユベントスは23分、素早いコンビネーションで先制ゴールを上げる。ピッチ中央のMFミラレム・ピアニッチから鋭い縦パスを受けたディバラが、直ぐさまFWゴンサロ・イグアインへボールを渡す。そのボールを柔らかいボールタッチでコントロールしたイグアインが、DFを背負いながら右足を振り抜きゴール右隅へ突き刺した。この強烈な先制弾がイグアインにとってのセリエA通算100ゴールとなっている。

リードを得たユベントスは、落ち着いたパスワークでミランに奪いどころを絞らせない。守備ではキエッリーニを筆頭に集中力を保ちミランの反撃をしっかり抑えていく。

前半終了間際の45分には、ミランに決定的なチャンスを作られるも、ユベントスの集中は途切れなかった。左サイドにいたR・ロドリゲスのクロスをスソが頭ですらし、そのボールを受けたカリニッチがPA内でフリーとなる。ブッフォンの素早い飛び出しもあり、シュートはクロスバーに直撃。そのこぼれ球をスソに詰められるも、DFダニエレ・ルガーニがしっかりとブロックして事なきを得た。直後に前半が終了。ユベントスが1点をリードして試合を折り返した。

後半は両チームともに慎重なスタートを見せたが、同点ゴールの欲しいミランが積極的に攻撃を仕掛ける。55分にスソがユベントスのPA内に侵入。折り返しのボールをカリニッチに送るもユベントス守備陣がスペースを閉じ凌ぎ切った。

さらにミランは61分、2選手同時交代で同点ゴールを目指す。DFイニャッツィオ・アバーテをDFマヌエル・ロカテッリに。MFルーカス・ビーリアをDFルカ・アントネッリへと代えて攻勢に出る。

しかしユベントスは、最近2試合で10得点の攻撃陣が次々にチャンスを作り出す。すると63分、イグアインが追加点を上げる。アサモアのパスをディバラがスルー。ボールを受けたイグアインが体の動きでフェイントを入れ相手DFを翻弄。そのまま右足を振り抜き、右のポストを叩く弾丸ゴールを決めた。

ユベントスは65分にDFステファン・リヒトシュタイナーを代え、DFアンドレア・バルザーリを投入し守備固めに入る。そして71分には、アサモアを代えDFアレックス・サンドロをピッチに送り出し攻守にバランスを与える。

ミランが反撃を試みるも攻撃の手を緩めないユベントス。77分にはピアニッチのCKをディバラがダイレクトで合わせ強烈なボレーシュートを放つ。3点目を想起させる見事なミドルシュートだったが、ミランGKドンナルンマにわずかなところで抑えられた。

さらにユベントスは、守備でも安定感を崩さなかった。チーム全体でバランスを保ちながらミランの攻撃の芽をしっかりと摘んだ。

そして80分に運動量の落ちたMFサミ・ケディラをMFブレーズ・マテュイディに代え、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は試合を締めにかかった。

アッレグリ監督が「バランスをしっかり保ち、集中して試合に挑む必要がある」と試合前にチームに喚起していたとおり、選手達は最後まで落ち着いた試合運びで勝ち点3をつかみ取った。

カンピオナートでは、第5節のフィオレンティーナ戦以来となる7試合ぶりのクリーンシート勝利だ。この日のミラン戦で、不安視されていた守備復活の兆しが見えたのではないだろうか。

著者/Juventus Journal イタリア局 Norihito Miyagi

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コメント

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  • イグアインの二点目の時のフェイントかけたトラップ、さり気ないけど上手いなあ

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