ラツィオに苦杯、劇的展開もタイトルには届かず | ユベントス・ジャーナル

ラツィオに苦杯、劇的展開もタイトルには届かず

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背番号「10」の2発も及ばず

今シーズンを占うスーペルコッパ・イタリアーナ2017が日本時間14日にローマ・スタディオ・オリンピコで開催され、コッパ・イタリア準優勝のラツィオが昨シーズン2冠のユベントスを3-2で下した。

昨シーズンの成功を踏襲する形で4-2-3-1のシステムを採用したユベントスは開始3分、DFアレックス・サンドロ(26)のグラウンダーのクロスをFWファン・クアドラード(29)が合わせるが相手GKのファインセーブで好機を逃す。

このプレーを機に押し込む展開がつづくものの、得点には至らない。今夏加入した選手の先発出場はなく、慣れ親しんだメンバーにシステムだが噛み合わない攻撃がつづくと徐々に主導権をラツィオに渡してしまう。

GKジャンルイジ・ブッフォン(39)の好セーブなどで危機を凌ぐものの32分。FWチーロ・インモービレ(27)に抜け出され、ペナルティーエリア内で絶対的守護神がファウルを犯しPKを与えてしまう。

これをユベントスのプリマベーラで育ったFWが豪快に決め、先制を許してしまう。その後もユベントスのパスミスを狙ったラツィオの戦術がはまり、好機を見いだせず前半を終える。

メンバー交代はなく後半を迎えるが、反撃の糸口を見いだせない。前半同様にラツィオが攻勢を強めると54分、インモービレにこの日2点目を許してしまう。すると2分後マッシミリアーノ・アッレグリが動く。

DFメフディ・ベナティア(30)→DFマッティア・デ・シリオ(24)、クアドラード→FWドウグラス・コスタ(26)を投入し、逆転を目指す。2点のリードを得たラツィオも守備の比重を強める。

新戦力コスタが存在感を放ち、徐々にラツィオ陣内で試合を作ることに成功するものの1点が遠い。すると72分、FWマリオ・マンジュキッチ→FWフェデリコ・ベルナルデスキを投入し勝負に出る。

前線に新戦力が並び、攻勢を強める。試合終了間際、劣勢に立たされながら気を吐きつづけたディバラの突破がファウルを誘い、ゴール前でFKを獲得する。85分、このFKが美しい弧を描きネットを揺らす。

一気にユベントスが流れを呼び込む。しかし、アディショナルタイム「4」分が表示される。しかし91分、サンドロのドリブル突破がPK奪取に成功する。このPKを背番号「10」が冷静に決め、試合を振り出しに戻す。

しかしユベントスを悪夢が襲う。93分、ゴール前でラツィオに隙を突かれ、再度勝ち越し点を許してしまう。

ユベントスは最後まで試合を投げ出さず、僅かな時間で再び同点ゴールを目指し、最後のCKではブッフォンもゴール前に詰め寄るが、同点には至らず勝敗は決した。

新加入選手投入まで試合は終始ユベントスらしくない展開がつづいたものの、新戦力の台頭、計算できる戦力、今シーズンを戦う上で整理すべき戦力を示すスーペルコッパ・イタリアーナ2017となった。

著者/Juventus Journal 編集部 山口 努

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コメント

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  • インモービレはいいスコアラーだな。最後の追い上げもよかったけどCLのレアルと同じような崩され方だった。